7ヶ月ぶりに意識が戻ったたかちゃん(母)
最初の1、2週間はこっちの世界に行ったり、たかちゃんの世界に行ったり(たかちゃんの世界とは話しかけても返答なし、焦点が合わない時) 小さな痙攣を数回繰り返しました。
時間が経過するとともにこっちの世界にいることがだんだん多くなりました。
意識障害があったときは鼻から栄養をとっていましたが、調子が良い時に主治医や看護師さん達が見守りながらアイスを口に!
少しずつ、少しずつ口から食べられるようになっていきました。
スムージーのようなドロドロの食事からお粥に、そして退院する頃には常食に❗️
あやちゃんは毎日病院に行って夕食の食事介助を根気よくしました。
さらにずっと寝たきりだった、たかちゃんは本格的にリハビリを頑張りました。
今まではベッド上でリハビリの先生がたかちゃんの関節が固まらないようにマッサージしたり、のばしたりしていました。
意識が戻ってきてからは端座位の練習をして、さらに立位の訓練をしました。
けど7ヶ月間、全く筋肉や関節を動かしていなかったので膝関節はまっすぐ伸びません!
足首の関節も曲がらないので、どうしてもバレリーナのような立ち方になります。
もちろん端座位は支えていなければ後に倒れます。
立ち上がりもほとんど全介助。けど、上肢の拘縮はそれほど強くなく筋肉も少しは残っていたようです。
退院する時は車椅子を1 、2メートル位、手を使って自走できるようになりました。
あやちゃんはそんなたかちゃんの頑張りを見て、また2人で暮らしていこうと決心したのです。