頑張りすぎる家族は嫌われる⁉︎
在宅になっても、たかちゃん(母)の回復は良好でした。
パーキンソン病のお薬がよく効いているときは動作を増やすことができます。
車椅子での自走で、足は鍛えられ!ついには柵をしっかり掴んで、ベッドから車椅子に移動できるまでに。
そうなるとトイレで手すり上部を握り、立位が保持できるように。
その間にあやちゃんはリハビリパンツとズボンを下げ、一部介助で便座に座らせることができます。
このことにより、日中はトイレで排泄できるようになりました。
もちろん、間に合わないで失敗することも度々あります。
さらに調子が良い時は手引き歩行が出来るまでに❗️
たかちゃんの膝関節はやや拘縮しているので、まっすぐには伸びません。
足首の関節もしっかり曲がらないので、バレリーナのようにつま先で、そろり・そろりと器用に歩きます。
50代まだまだ回復力はありました。
なのでリハビリを重要視し、老健のデイケアとショートステイを利用しました。
最初のうちは、ショートステイを3泊4日で月の前半と後半に分けて利用していました。
慣れてくると約1週間続けてショートステイに。
しかし、困ったことにショートステイ先から帰ってくると体の動きが悪くなっています。
そこで老健に日中はなるべく足踏みなどをさせてから手引き歩行で、食事介助もなるべく本人が食べるのでやらないように!
自宅でやっている介護の仕方を老健を利用するたびに、求めました。
あやちゃん的には介護のプロが介護してくれるのだから、家族の要望は受け入れられるだろうと思っていました。それが大きな間違いでした。
なんと利用していた老健より「私たちは力不足なのでご家族のご要望にお応えすることができません」と利用拒否を言われたのです。
今考えると、当時は老健でも人手不足の中!たかちゃんだけに構ってる時間はありません。
しかもその老健は多床室です。
おとなしいたかちゃんは、自分でやってほしいことをなかなか言いません。
どうしても職員たちは危険行為をする利用者などに手がいってしまいます。
確かに老健はリハビリを目的とした施設ではありますが、リハビリ室から出てしまえば普通の老人ホームと変わらないのだと学びました。
つまり日常生活の援助はしますが、リハビリを目的とした援助はしないのだと言うことを!
けど、その学びは利用拒否された老健だけのことだった!と言うことを、他の施設を利用して知りました。