アヤタカな介護日記

タカちゃんの介護の日々を書いてみました

身内より他人

たかちゃん(母)が逝って1ヵ月ちょっとが経ちました。

まだしっかりと自分の考えを言えた時たかちゃんは「お葬式はやらなくていいから」と言っていましたが最後のお別れはしたいと思い、小さな小さなお別れ式をしました。

 

たかちゃんの兄弟は5人いますが祖母が亡くなった時遺産相続でとても揉めた為、もう14年以上次男を除いては会っていません😢。


その次男とも疎遠となり、特養入所前に約6年ぶりに会いに行きました。


残念なことに次男は認知症を患っており、おばさんに介護されている状態でした。

なのでたかちゃんが亡くなったことを次男に伝えるかすごく迷いましたが、伝えないことにしました。

お別れ式はアヤちゃん夫婦と姉夫婦、姉の義理の父母とお世話になったヘルパーさん達が参列してくれました。


姉の子供、つまりたかちゃんの孫夫婦は体調不良とのことでお別れ式には参加しません。

 

あやちゃんは思いました。

 

仕事に行けるくらいの体力はあるのになぜ祖母の最後のお別れと納骨に立ち会わないのか不思議であります。 

 

孫が小さい時は沢山いろいろなところに遊びに連れて行き、予備校に行きたいと資金援助を求められた時はタカちゃんの貯金を崩して100万近いお金も出したのに💢

 

就職してからタカちゃんが亡くなるまで孫はこの7年間1度も顔を見せていません。

 

亡くなってからも顔を見せていません。

 

それに比べお世話になったヘルパーさん達はもう仕事で関わっていないにもかかわらず、お線香あげに訪問してくれました。

 

しかもタカちゃんの処分するにはもったいない洋服や介護用品など他の利用者さんに役立ててほしいとお願いしたところ快く引き取ってくれました😉


あやちゃんは思います。

疎遠になった身内より常に寄り添って介護してくれていたヘルパーさん達に助けられていたんだ❗️と。

 

そう思うと寂しい人生ではなかったねタカちゃん。

 

今どきのお葬式屋さんは凄いんです。

お葬式が終わって1週間位に電話があり「何かお困りの事はありませんか?」とお墓の案内、仏壇の案内、遺品整理の案内、香典返しの案内等々抜かりなく営業してきます😅

 

これからの高齢化時代、亡くなる人が増えてそうしたビジネスチャンスを逃さない仕組みが作られていると感心しました😵