アヤタカな介護日記

タカちゃんの介護の日々を書いてみました

今年3回目の緊急搬送

お昼ご飯を食べている時、たかちゃん(母)が入所している特養から電話がありました。

施設のケアマネから「食前薬を注入しに看護師が訪室しましたらお母様の様子が苦しそうで、お腹が張っていたました。お通じが− 2日目で本日ラキソベロン注入予定でしたが、座薬を入れ摘便しましたら硬いお通が数個出たきりで、まだお腹が張っています。痰がらみもあり吸引しましたら血液の混じった痰が出ました。いつもと様子が違うので緊急搬送しましょうか?」との相談です。


あやちゃんは「毎日見ている施設の職員さんがおかしいと思うなら緊急搬送をしてください。」と言いました。

 

今年すでに2回緊急搬送されて特に異常がなく、すぐに施設に戻ってきているので職員さんも緊急搬送に対しちょっと慎重になっているのかなと感じました😅

 

出来ましたら施設に看護師さんがいるのだから、その方に判断してもらい〇〇病院に緊急搬送しますのでご家族もよろしくお願いしますと言われたかったです😓

 

と言うわけで今年3回目の緊急搬送となりました。

あやちゃんは内心今回も大した事ないだろう、、、と思いながら病院に向かいました。

 

救急外来の廊下にケアマネさんが付き添って待っていたので具体的な状態を聞きました。

 

救急車の中で一時血圧が50台まで下がり、サチュレーションも70%台になり酸素を10L流し病院に着いたことを聞きました。

家族が救急外来についてもすぐに診察室に呼ばれるわけではありません。

ある程度検査の結果が出てからではないと呼ばれないのに今回は意外と早く呼ばれました💦

救外医からタカちゃんはとても血圧が低くショック状態で血圧を上げる薬を使っていること、危険な状態だということを聞き非常にびっくりしました😵

 

水曜日に面会に行った時はお手玉もスムーズに出来、おやつも完食いつもと変わりなかったからです。

なんでもイレウス(腸閉塞)とのことでアシドーシス(酸性)と言う状態で危険なのだと簡単な説明がありました。

 

その後、検査結果が全て出た時に再度診察室に呼ばれました。

 

救外医から消化器専門医に代わっていました。

 

なんでもタカちゃんは痩せているのでお腹に隙間があり、その隙間に腸が挟まって閉塞を起こし胃が膨らみ食料や水分が逆流し肺の中まで流れ肺炎にもなっている状態です😭

 

デブのあやちゃんには絶対にならない状態です。

 

詳しく言うと腹部大動脈と上腸間膜動脈の分岐する所に十二指腸が挟まっている状態(SMA症候群)が原因で胃と食道がパンパンに膨らんで、その一部が両肺の中に入ってしまい誤嚥性肺炎まで発症してしまいました😢

 

ほんの数時間で命取りとなる恐ろしい病状です😭

 

先生は「お母様が急変し心臓が止まったとき心臓マッサージをすると確実に肋骨が折れますが希望されますか?」と聞きました。

 

もちろん「急変時は痛い事はやめて苦痛ない状態で逝かせてあげたい」と返事しました。

施設入所時は栄養状態は良かったのに半年ぶりに見た検査結果は低栄養状態でした😭

まさか、痩せすぎで腸閉塞になるとは思いもしませんでした。

 

苦痛を伴う口から太い菅で排液を出す事は諦め、ペグから取れる排液はとって貰いました。

 

侑にガーグルベース一杯分はありました💦

病室に案内される時に初めてたかちゃんの顔を見られました。

ちょっとすっきりした表情であやちゃんは内心このまま死なないなと思いました。

 

今日は病室に案内されましたが次回は医師の許可が下りるまで面会は出来ません。

肺炎の治療のため抗生剤の点滴と禁食が開始されます。

 

要介護5の状態になって20年目、この先どこまで回復するのか❓そこが1番心配するところです。